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ダッフルコートの洗濯は自宅で可能?上手な洗い方とお手入れ方法

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ベージュのダッフルコート

冬のコートの定番ともいえるダッフルコート。着用する機会が多いとそれだけ汚れやすくなります。

でも、汚れるたびにクリーニングに出すのもお金がかかりますね。

余計な費用の節約のためにも、家で洗濯できたらうれしいものです。

ダッフルコートは自宅で洗濯可能なのでしょうか

上手な洗い方とお手入れ方法を知っておきましょう!

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洗濯前の確認!ダッフルコートに使われる素材

白いダッフルコート

洗濯できるかどうかを確かめるためには、まず洗濯表示を確認することが大事です。

洗濯機マーク」や「手洗いマーク」がついていれば洗えますが、「水洗い不可」のマークがついていれば基本的には洗えませんよ。

 

洗える素材と洗えない素材

では、ダッフルコートに使われる素材にはどんなものがあるのでしょうか?

みなさんの持っているコートの素材も確認してみましょう。

・毛

・ウール

・カシミヤ

・アンゴラ

・ポリエステル

・綿

ダッフルコートには「毛」や「ウール」を使ったものが多いですね。

これらは洗濯できる素材とされています。洗える素材、洗えない素材についての知識があると便利ですよ。

ただし、洗える素材であっても、ダッフルコートは一般の洗濯物と同じように洗濯してはダメなので注意してくださいね。

 

主に洋服に使われる素材について、洗えるものと洗えないものを取り上げておきます。

洗える素材

・毛、ウール、ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタン、ダウン、麻

洗えない素材

・シルク(絹)、レーヨン、毛皮、皮革、キュプラ、アセテート

 

素材別コートの特徴と洗濯時の注意

ここでは、ダッフルコートでよく使われる素材別に、特徴をみることにしましょう。

ウール

羊の毛でできたものがウールです。

「毛」というのは、羊の毛の他にカシミヤ、アルパカ、アンゴラなど動物の毛も含んでいることを表しています。

ウールは温かく、保湿性にすぐれていて、シワになりにくいのが特徴で多くのコートに使われています。

しかし、重さがあるのが欠点です。

品質によっては肌触りが固くてチクチクした感じがある場合もあります。

 

縮みやすいので洗濯は手洗いが適しています。

洗濯の時にこすったりもんだりすると、繊維が逆立って絡んでしまい縮みの原因になるので注意しましょう。

 

カシミヤ

カシミヤヤギ1頭からもわずかにしか取れない貴重な毛と言われています。高級素材としても知られていますね。

とても軽い着心地なのがメリットです。

ただし、とてもデリケートな素材で摩擦には弱く擦り切れやすい、毛玉もできやすいというデメリットがあります。

水に濡れたらクタっとしてしまうので、型崩れには注意する必要があります。

 

アンゴラ

アンゴラうさぎの毛から作られる素材。

ウールより柔らかくて肌触りもいいです。保温性もウールより3倍も高いと言われる高級素材ですね。

デメリットは毛が少し抜けやすいということ。摩擦には弱いです。

毛が抜けやすいので、洗濯するときはこすったりもんだりするのはNGです。

 

ダッフルコートの洗濯方法

グレーのダッフルコートの絵

縮みやすいウール、毛が抜けやすいアンゴラ...

ダッフルコートを上手に洗濯しようと思うと、いろいろと気を使うことが多いですね。

そうでないものでも、洗濯機で洗濯するよりは手洗いのほうが安心できそうです。

では、洗い方を見ていきましょう。

 

手洗いで洗う

浴槽やおけを使って洗いましょう。

  1. 30度くらいのぬるま湯に中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を溶かす。
  2. コートをつけたら押し洗いする。
  3. きれいな水に変えてすすぎ洗い。ゆっくりと40回ほど押し洗いをしてすすぐ。
  4. 押して水を切る。洗濯機で1分くらい脱水してもいいでしょう。
  5. 風通しのよい日陰で陰干し(分厚いハンガーで型崩れ防止)

 

洗濯機で洗う

「時間がない」「手洗いが面倒」で『洗濯機で洗いたい』という人は次のようにしてみましょう。

  1. 袖や襟が汚れていたら部分洗いする(中性洗剤や襟袖専用の洗剤で)
  2. コートを裏返して洗濯ネットに入れる
  3. 洗剤は中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)で。
  4. 「手洗い」「ドライ」コースを洗濯
  5. 脱水は短く
  6. 風通しのよい日陰で陰干しする(分厚いハンガーで型崩れ防止)

 

注意点

ダッフルコートには留め具がついていますね。

留め具がプラスチック以外の革や木でできたものは、外したほうが良いでしょう。

 

また、洗濯可能な素材のものでも、高級なものや、大切にしているものはクリーニングに出した方が安心できると思います。

無理して自宅で洗わず、プロに任せてキレイにしてもらうのもおすすめですよ。

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ダッフルコートのメンテナンス

長く使うために、日々のメンテナンスも大事です。

そのために習慣にしてほしいことが「ブラッシング」です。

とくに高級な素材であればあるほど実践してほしいですね。

ウールなどの起毛している製品は、外気の汚れが繊維に入り込んでしまいやすいので、その汚れが奥に沈む前にブラッシングしてかき出すことが大事ですよ。

これだけでも汚れが半分以上とれると言われていますね。

 

また、摩擦がおこりやすい部分は毛玉もおきやすいもの。

毛玉取りには台所用スポンジが役に立ちます!ぜひ使ってみましょう。

 

まとめ:愛着のあるダッフルコートは大切に...

今まで自宅での洗濯をためらっていた人も、ちょっとやってみようかな?という気持ちになれたでしょうか。

それでは大事なポイントをまとめておきます。

  1. ダッフルコートに使われる素材は「ウール」「毛」「アンゴラ」「カシミヤ」などが多い
  2. デリケートな素材のものは手洗いがおススメ。
  3. 手洗いするときは「中性洗剤」(おしゃれ着用洗剤)を使い、やさしく押し洗いする
  4. 洗濯機で洗うときは「ドライ」や「手洗い」コースで。コートは裏返して洗濯ネットに入れる
  5. 脱水は短時間で
  6. 風通しのよい日陰で分厚いハンガーにかけて干す
  7. 革や木の留め具は外して洗う
  8. 日々のお手入れで大事なのは「ブラッシング」

自分で上手に洗濯した服というのは、さらに愛着が沸きますよね。

ただし無理はせず、大切なものはクリーニングに出しましょう。

お気に入りの洋服は、長く着られるようにしっかりお手入れしておきましょうね。

 

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