クローゼットがいっぱいになると、お目当ての服がなかなか見つからなくて困りますよね。
実は、洗濯物は「畳んでしまい込んで、はい終わり。」ではありません!
衣類の収納は「しまいやすく取り出しやすい」分類をすることが大事なんですよ。
この収納分類システムを一度作ってしまえば、グチャグチャになったクローゼットにイライラすることも、衣類が増えすぎて困ることもなくなります。
今からコツを教えるので、ぜひ覚えて実践してみてくださいね!
この記事の目次はこちら
衣類を分類してきれいに収納する4つのコツ
1.「必要・不要の分類」
収納システムを作る前に大事なプロセスがひとつあります。
それは、不要な衣類と必要な服を分類することです!
クローゼットの中に、もう何年も着ていない服はありませんか?
捨てるのはもったいないからとしまってあるその服、クローゼットの場所がもったいないですよ。
限られた収納スペースを上手に活用するにはまず、不要な衣類を処分してしまうことが必要です。
不要な衣類の目安を書いておきましたので、参考にしてくださいね。
【処分するべきもの】
・サイズが合わなくなった服
・2年間いちども着なかった服
・傷みがひどい、古すぎる服
・もう好きじゃないデザインの服
どうしても捨てるのが忍びないなら、「リサイクル店に売る」「人にあげる」などしてもいいですね。
とにかく、クローゼットの中を「本当に必要な服」だけにしてしまいましょう!
2.「着る時期別に衣類を分類」
クローゼットの中が本当に必要なものだけになったら、次は「身に付ける時期別」に衣類を分類していきます。
コツは季節ごとに大まかに分けるのではなく、「気温やイベント等に使うアイテム毎」に収納しておくと、その衣類が必要な時にすぐ取り出すことができ便利ですよ。
1.オールシーズン使う衣類
下着や重ね着用の衣類など、オールシーズンを通して使える衣類はひとまとめにしておきます。
2.冬~春、夏~秋にかけて使う衣類
隣り合わせの季節は気温も似ており、身に付ける衣服の生地の厚さや袖の長さも似ています。
気候が変わりやすく暖かい日や寒い日を繰り返すこともあるので、一緒に分類しておくと便利ですね。
3.真冬に着る衣類
厚手のセーターやニット、毛糸の靴下やニット帽など、冬にしか使わない衣類はひとまとめに分類しましょう。
これらの衣類はかさばるので、クローゼットやタンスに入れると狭くなってしまいます。
コツは必要な時期になったらすぐ取り出せるようにまとめておくことですよ。
4.真夏に着る衣類
半袖やノースリーブ、ショートパンツや生地の薄い衣類など、真夏にしか着ない衣類もひとつにまとめておきましょう。
5.特別な日の衣類
冠婚葬祭用のフォーマルスーツやジャケットも、急な場合に慌てないよう同じ場所に置いておきましょう。
フォーマル用のバッグや靴も揃えておくと便利ですよ。
3.「クローゼットの中を分類」
次に、「クローゼットの中」を分けていきましょう。
一番よく着るオンシーズンの衣類は、手に取りやすくしまいやすい目線の高さに置くようにしましょう。
人間はまず左にあるものから目に入る習性があるので、左側に置くといいですよ。
オンシーズンとオフシーズンの畳む衣類は入れ替えができるようにしておくと便利です。
同じ収納ケースにしまうといいでしょう。
おすすめのクローゼットの分け方を載せておくので、参考にしてくださいね。
4.「色や大きさで衣類を分類」
衣類を実際にしまう時は色や素材、大きさで分類しましょう。
なるべく同じ大きさで揃えるようにすると収まりが良くなりますよ。
また、一目見てどこに何があるのかわかるように、重ねるのではなく立てることをおすすめします。
ハンガーの種類も同じものに揃えておきましょう。
ハンガーの大小でガタガタすることがなくスッキリしますよ。
衣類の収納に便利なグッズ
「収納する時に便利なグッズ」を紹介しますね。
・ブックエンド
→ 下着を立てて収納する時に便利です。
・突っ張り棒
→ レールを一つ増やすことができます。軽いものを掛ける場所を増やせます。
・突っ張り棒+ワイヤーネット
→ 突っ張り棒を2本渡してワイヤーネットを乗せれば棚を増やせます。突っ張り棒はデッドスペースをなくし空間に有効活用できますよ。
・S字フック
→ 突っ張り棒に引っ掛けるときに便利です。
・ファイルボックス
→ バッグや小物を収納するのに便利です。
あると役立つこれのグッズは、全て100均で手に入りますよ。
まとめ:コツを掴んでスッキリ収納!
衣類の収納のコツをお伝えしてきました。
改めて分類方法をまとめておきましょう。
●1「必要な衣類、不要な衣類を分類する」
クローゼットの中を本当に必要な衣類だけにする
●2「着る時期別に衣類を分類」
同じような季節、イベントごとの衣類はまとめておくと便利
●3「クローゼットの中を分類」
よく使うものは目線の高さに置く。
●4「色や大きさで衣類を分類」
色や素材ごとにサイズを揃えて収納すると良い。
私も去年、思い切って整理したんですけど、クローゼットの中がすっきりすると家事のイライラの半分ほどが吹き飛びましたよ。
やっぱりクローゼットの中がグチャグチャだと毎朝気分が下がってしまうんですよね。
毎日目に付く場所ですから、スッキリ整理整頓しておきたいものです。
ただ、衣類の中には思い出深く、どうしても捨てられないものもあるでしょう。
そんな衣類は無理して捨てることはありませんよ!
それは衣類ではなくあなたにとって「思い出」です。
「箱に入れてアルバムと一緒に保管する」など、別の場所でとっておきましょう!
衣類の分類が上手くいったら、布団の収納も見直してみましょうね↓
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