エアコンの暖房をつけると電気代って気になりますよね。
以前、光熱費を見直していたところ、冬の電気料金が夏の2倍近く高くなっていることに気づきました。
「ちょっと高すぎるな...」と感じたので、暖房の設定温度を変えることにしました。
加えて、『5つの対策』を行うことでぐんと電気代を抑えることができ、節約に成功しましたよ!
そこで今回は、設定温度を低くする以外に『エアコンの暖房の電気代を節約する方法』を紹介します。
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エアコンは冷房より暖房のほうが電気代がかかる?
『冷房は暖房より電気代がかかる』というイメージを持っている人もいると思いますが逆です!
実は、暖房のほうが電気代はかかります。
エアコンを使用した場合、「外気温との差が大きいほど電気代がかかる」からです。
例えば、エアコンの設定温度を夏も冬も25度にしていたとしましょう。
冬の外の気温が10度なら、部屋の温度を15度上げる必要があります。
夏の外の気温が30度なら、部屋の温度を5度下げる必要があります。
気温差が大きいとそれだけ電気を多く使うというわけですね。
寒さの厳しい地域ではさらに電気代はかかることになるでしょう。
電気代は「暖房の設定温度を1度下げると5%安くなる」と言われています。
エアコンの暖房の電気代を節約したいと考えるのなら、設定温度は20度くらいにすることをおススメしますよ。
資源エネルギー庁も20度に設定することを推奨しています。
冬の快適な室内温度は18度~20度と言われていますので、これでも決して低すぎることはありませんね。
エアコンの設定温度以外に電気代を節約する方法
それではエアコンの暖房を使用する際の、設定温度以外の具体的な節約方法をみていきましょう。
5個ありますので、一つずつ詳しくお伝えします。
1.体感温度を上げる
実は、私も最近まで暖房の設定温度を25度くらいにしていました。
でも、「20度が良い」とわかったのでさっそく20度に設定してみましたよ。
エアコンがあるのは12畳のLDKですが、暖房で寒すぎるということは確かにありません。
でも、「ホットカーペットの上で座ってじっとしていると肌寒く感じる」ので、残念ながら薄着では過ごせませんでしたね...
設定温度を20度にしたままでも温かく過ごすためには、『湿度を上げる』という方法があります。
乾燥しやすい冬場は、「皮膚から蒸発する水分量が増して、蒸発するときに熱が奪われるので体温が低下する」そうです。
湿度を上げれば、汗の蒸発が抑えられて「温かく感じる」ようになるのですよ。
私もさっそく加湿器をつけてみたところ、つけないときよりたしかに温かく感じましたね。
2.エアコンの風を循環させる
『上にたまりやすい温かい空気を循環させて、部屋全体を温かくする』という方法もおススメです。
風を循環させるのに用いたいのが「扇風機」や「サーキュレーター」ですね。
真上に風を送ることで、部屋の温度が均一に保たれるようになりますよ。
効果は「サーキュレーター」のほうが高いようです。
高いものではありませんが、「買うのはもったいないな」という方は、夏に出した扇風機をしまわずに冬でも活用してみましょう。
使ってみると効果を感じられると思いますよ。
3.窓の断熱をする
暖房を付けて上記の対策をしても、それでも「なかなか温まらないな」と思ったら窓も見直してみましょう。
窓のそばは冷気を特に感じますよね?
窓を断熱すれば部屋の暖かさは変わりますよ。
また、窓ガラスの種類によっても断熱性能が変わってきます。
私も以前の住まいは「ペアガラス」のあるリビングだったのですが、今の住まいは「単層ガラス」です。
ペアガラスの方が断熱性能が高いため、温まりにくい原因はこのガラスにもあると思われました。
でも、賃貸なのでガラスを性能の良いものに変えることは不可能です。
もし賃貸住まいでないのなら、「断熱ガラス」に変えることをおススメしますよ。
断熱ガラスにできない場合は次のような方法を実践してみると良いでしょう。
・カーテンを「厚手」のものや「断熱カーテン」にする。
・暗くなったら早めにカーテンを閉める
・「断熱シート」または「断熱フィルム」を張る
これだと費用も大きくかからないので今すぐ実践できそうですね!
また、プチプチを使っても防寒対策ができますよ。
⇒ 窓からの冷気を遮断する!ダンボールとプチプチを使った節約防寒術!
4.運転モードを弱にしない
『運転モードを「弱」にして暖房をつけると電気代がかからない』ように思いますよね。
ですが、「弱」だと設定温度になるまでに長い時間を要することになり、逆に電気代がかかってしまうことがあるので注意が必要ですよ。
最初は『できるだけ短時間で設定温度になる』ように設定すると良いでしょう。
そのためには「自動運転」が一番効率的だと言われていますよ。
5.電力会社を見直す
『電力自由化』のおかげで個人でも電力会社を選べるようになりました。
この機会に電力会社を見直してみてはいかがでしょうか?
ご自宅の電気使用量にあった電力会社が見つかるかもしれません。
「自分にあったプランを診断できるサイト」などを参考にしてみてくださいね。
まとめ:設定温度以外にも対策を!
「エアコンの暖房の設定温度を変える」以外に節約するために大事なことをもう一度まとめておきます。
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部屋の湿度を上げて体感温度を上げる
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エアコンの風を扇風機やサーキュレーターなどで循環させる
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窓を断熱する
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運転モードは「自動運転」で
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電力会社を見直す
少し意識するだけで電気代はぐんと安くなるはずです。
ぜひ試してみて結果を教えてくださいね!