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クーラーにあたると体がだるい理由&3つの風邪予防対策教えます!

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「クーラーなしでは夏を乗り越えられない!」なんて人も多いですよね。

私はマンション住まいなので家の風通しが悪く、昼間はもちろん、寝る時もつけっぱなしで寝ています。。

ただ、オフィスでも家でもクーラーの風に当たり続けて、なんだか体がだるい…なんてことはありませんか?

冷房の影響で体の不調を感じている人は少なくないようですよ。

でも、なぜ体がきつくなってしまうのでしょう?今回は、その理由と風邪予防対策をお教えます。

クーラーで体がだるくなる理由

涼しくて気持ちが良いはずなのに、どうしてクーラーにあたりすぎると体調を崩してしまうのでしょう?

その理由は自律神経の乱れにあります。

自律神経の働き

自律神経は心臓や血管など、体内全ての動きをコントロールし、体の調子を整える働きをしています。

私たちの体は自律神経に支配されているとも言えますね。

体温調節のために汗をかいたり、食べ物を消化したり、無意識で呼吸できるのはすべて自律神経のおかげなんです。

視覚や聴覚、味覚と違う点は、自分でコントロールできないということ。

私たちの自分の意志で自律神経を動かすことはできません。

 

冷えで自律神経の働きが乱れる

この「体の司令塔」とも言える自律神経が、クーラーによって体が絶えず冷やされることにより、働きが悪くなってしまうんですね。

先ほど自律神経の働きの一つに「体温調節機能」があると言いましたね。まさしくそれがうまく機能しなくなってしまうんです。

一般的に温度差が5度以上になる場所を行ったり来たりすると、自律神経が対応しづらくなると言います。

 

思い出してください。

室内と外の温度差、5度以上であることが多くないですか?

室内をキンキンに冷やしているとなおのこと。電車や店内も冷えていますよね。

このようなことが繰り返されることにより、汗をかく機能も弱まっていくのです。

自律神経は自分でコントロールできませんから、なおのこと困ってしまいますね。

 

クーラーが原因で体にどんな不調が表れる?

さて、クーラーで風邪を引く、いわゆるクーラー病にかかると、こんな症状が表れますよ。

もしかすると、既に出ている人がいるかもしれません。。

頭痛、肩こり、腹痛、腰痛、疲労感、めまい、吐き気、むくみ、不眠症 など

特に、夏場は食欲がなくなることが多くなるので、体力が持たず疲れやすくなります。

そのまま夏バテにつながってしまうこともあるかもしれません…

そうなると「9月に入っても体がだるい…」ということになってしまいます。まさに体の不調の連鎖ですね。

 

クーラー病の症状の改善方法

では、きついクーラー病の症状が表れたらどのように対処すればいいのでしょうか。

改善方法をいくつか挙げてみます。体がきつい時は試してみてくださいね。

生姜入りの飲み物を飲む

生姜には体を温める効果があります。

チューブの生姜でも構わないので、紅茶や味噌汁などに入れて飲みましょう。

クーラー病の原因の一つが体の冷えです。内側から体を温めてやりましょう。

 

合谷(ごうこく)のツボを押す

手をパーにしてください。

親指と人差し指の付け根が交差する場所にあるツボが合谷です。

合谷は冷えや頭痛、肩こりなど、あらゆる症状に効く万能ツボです。

ここを、親指を使ってグーっと押します。痛い人はさするだけでもOKです。

画像出典元:コリキク!

 

漢方薬を飲む

自律神経の乱れや冷えに効く漢方薬もあります。

飲むと症状が軽くなるかもしれません。

 

クーラーで風邪を引かないための対策

さて、そもそもクーラーで風邪をひかないように、しっかりと予防をしておきましょう。

いくつか対策をご紹介します。

冷たい飲み物、食べ物を避ける

暑い日が続いたり、食欲がなかったりすると、ついつい冷たい物が欲しくなりますよね。

ですが、体の冷えは自律神経の乱れの原因となってしまいます。

暑い日でもできるだけ温かいものを食べたり飲んだりするようにしましょう。

 

室内が寒い時は羽織ものを着る

オフィスが寒い場合、自分1人の判断でクーラーを消したり温度を上げることは難しいですよね。

そんなときはひざかけや薄手のカーディガンなど、羽織ものを着るようにしましょう。

また、クーラーの風向きを変えて、直接風が当たらないようにしましょう。

 

クーラーを付けっぱなしで寝ない

暑い夜はついついクーラーを付けっぱなしで寝てしまいますよね。

だけど、朝までずっと付けっぱなしで寝ることは避けましょう。「朝起きた瞬間から体がだるい…」ということになりかねませんよ。

タイマーを使ってうまく調整しましょう。

部屋をキンキンに冷やすこともやめてくださいね。

寝ている間はただでさえ体温が下がるのです。風邪をひいてしまいますよ。

 

対策としては、扇風機との併用がオススメです。

睡眠中のクーラーの適温は25~28度です。「それじゃ暑くて寝られないよ!」という人も、扇風機を使えば大丈夫。

クーラーの下に扇風機を置いてください。

クーラーの冷たい風は床に降りてきますので、その冷えた空気を扇風機が上手く部屋中に拡散してくれますよ。

 

まとめ

クーラーで体がだるくなるのは自律神経の乱れが原因です。

症状と改善方法を改めてまとめます。

クーラー病の症状

・頭痛、肩こり、腹痛、腰痛、疲労感、めまい、吐き気、むくみ、不眠症など

クーラー病の改善方法

・生姜入りの飲み物を飲む

・合谷(ごうこく)のツボを押す

・漢方薬を飲む

クーラー病の予防法

・冷たい飲み物、食べ物を避ける

・寒い室内ではブランケットや羽織もので防寒する

・クーラーを付けっぱなしで寝ない。扇風機を併用すると良い

クーラーは暑い夏も快適に過ごせるとても便利な道具ですが、誤った使い方をすると体に毒となってしまうかもしれません。

「体がだるいまま夏が終わってしまった…」なんてことにならないよう、しっかりと風邪対策をして使用するようにしましょう!

 

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