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クーラーの風はなぜ臭い?3つの原因と簡単お手入れ対策教えます!

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この前久しぶりにクーラーを付けたら、どこからか酸っぱくて嫌なにおいが!

思わず横にいた夫をにらみつけたのですが、どうやら夫ではなく(笑)冷房の風が臭っているようなのです。

久しぶりに付けたので薄々予測はしていたんですけど、でもなぜクーラーの風がこんなにおいになるのでしょうか…?

今回は、その詳しい原因と、ズボラな私でもできた簡単お手入れ対策をまとめました。ぜひ読んで試してみてくださいね。

クーラーの風が臭い原因

クーラーの風が臭くなる原因には、次の3つが考えられます。

1.カビ

2.台所の油や食べ物、タバコなどの生活臭

3.人やペットの汗

うーん、これを見ただけでも何だかゾワゾワしちゃいますね…

クーラーは室内の熱い空気を吸い込んだ後、内部で冷やし、冷やした空気を再び室内に戻すことで部屋を涼しくしています。

そのため、空気を吸い込む時に、空中に漂っているホコリや油、汗などの汚れを一緒に吸い込んでしまうんです。

そのような汚れがエアコン内に溜まってしまうと、嫌な臭いを発するようになってしまうんですね。

 

また、エアコン内は湿気でムンムンしています。

絶えず熱い空気と冷たい空気を交換し続けているので結露してしまうのです。

エアコン内のカビの原因はここにありますよ。

 

クーラーの臭いを放っておくとどうなる?

「しばらくクーラーを着けておいたら臭いもなくなってきたし、まぁいっか」と思ったあなた!それはいけません!

前項を読んでお分かりいただけたと思いますが、「エアコンから出る空気が臭い」ということはつまり、内部は汚れだらけということなんです。

 

もしかすると、「クーラーを着けたら鼻がムズムズしてくしゃみや咳がひどくなる気がする…」ということはありませんか?

それもそのはず、エアコン内の汚れやカビの胞子が冷風と一緒に出てきて、それを吸い込んでいるのですからそういった症状が出てもおかしくないのです。

これは違う意味でゾッと冷えてしまいますね。

汚れは放っておいて自然になくなることはもちろんありません。むしろ溜まっていくばかりなのです。

 

クーラーのニオイ対策!簡単お手入れ術!

クーラーの臭い対策には、「内部を掃除して、原因である汚れやカビを落とすこと」これが一番です。

「汚れをスッキリ落として、涼しいだけではなく健康的な空気で夏の室内生活を送りましょう!」と言っても、大がかりなお手入れはめんどくさいですよね。

大丈夫!今からカンタンお手入れ術を教えますよ。

(※対策1、2を行う際は、安全のために必ずコンセントを抜いてくださいね。)

対策①フィルターの掃除

エアコンのカバーをパカッと開くとフィルターがあります。本体から外して掃除をしましょう。

久しぶりに見るフィルターは可哀想なぐらいホコリだらけのはずです。

掃除方法は新聞紙などを床に敷いて、掃除機で吸い込めばOKです。

 

なかなか落ちないホコリは、ある程度きれいにした後、中性洗剤を使って水洗いしましょう。

古い歯ブラシを使うと細かいホコリもよく取れますよ。洗った後はよく乾燥させてくださいね。

また、こちらのフィルターを使うとホコリ予防をすることができますよ。

貼るだけで次回からのお掃除の手間がぐっと省けます。汚れが付きにくくなるので、掃除の時間短縮にもなりますよ。

 

対策②吹き出し口のカビを取る

長年使ったエアコンは、吹き出し口にカビがビッシリ生えていることもありますね…

最後の風の出口がこんなに汚れているということは、部屋中にカビの胞子をまき散らしているということです。

このままではいつまでたってもきれいな空気を吸うことができないので、ピカピカに掃除しましょう。

 

手順

①薄めた中性洗剤をタオルに染み込ませ、ルーバー(細長い板を隙間をあけて平行に組んだもの) を拭いていきます。手が届かない場所は割り箸などに巻いて拭くと良いですよ。

②中性洗剤で拭いた後は、別のタオルで乾拭きしましょう。

③最後にコンセントを入れて送風運転をしてください。これで水気がなくなりますよ。

 

対策③送風運転させてカビ予防

クーラーの使用後は、スイッチを消す前に、しばらく送風運転をさせましょう。

冷房運転した後のエアコン内部は、実は結露して湿気だらけなんです。

これはカビが発生しやすい状態ですね。

冷房後、30分~1時間ほど送風運転させて、エアコン内部を乾燥させましょう。これでカビ予防になりますよ。

タイマーにして外出中に付けておくのもいいですね。これならスイッチ一つで簡単にできますよ。

 

エアコンのファンの掃除はどうする?

エアコンの中を覗くと、奥にファンが見え、そこにもホコリが溜まっている様子が見えることもありますね。

ですが、クーラーの奥の奥まで掃除することって、実は素人にはかなり難しいのです。

下手に触ると水漏れしたり故障する原因になってしまいますよ。

 

夏本番前にクーラーが壊れるなんて悲劇ですよね…

なので、私はファンの掃除をおすすめしません。

どうしても気になる時は、プロにお任せするのも手ですよ。

買い替えるよりははるかに安くつくと思うので、対応してくれそうなところを探してみてくださいね。

 

まとめ

クーラーのお手入れって、面倒で大がかりなイメージがありますよね。

だけど、やり始めると意外と簡単で夢中になっちゃいますよ。

 

一番のコツは週一でも良いので「小まめに掃除すること」です。

クイックルワイパーなどで、エアコン周りのホコリを払うだけでも随分違いますよ。

暑い夏も涼しくきれいな空気の中で過ごせるよう、掃除を頑張ってみてくださいね!

 

  • B!