クーラーをいつからつけるか、そのタイミングって毎年迷ってしまいますよね。
「私は暑いけど、まだ早すぎるかしら?」とか「電気代が高くなるからもう少し我慢しようかな?」などいろいろ考えてしまいます。
しかも、意を決してつけたら出てくる風が何だか臭い!なんて悲しいことも…
ということで今回は、「クーラーはいつからつけるのかの目安」「使い始めの臭い対策」の二本立てでお送りしますよ。
みんなはクーラーをいつからつけるのか聞いてみた!
クーラーって周りの人たちはいつからつけるのか、ちょっとインタビューしてみました!
私の生活圏内なので範囲は狭いですが、少しは参考になると思います!
(アンケート時期:6月中旬、地域:九州)
職場のTさん(女性:1人暮らし)
「暑いと思ったその時につけるわよ」
職場の上司(男性:夫婦、成人した子ども1人)
「僕は暑いんだけどね、奥さんがまだ一日中はつけてくれないんだ。でも、さすがに昼間が炎天下の時は付けくれてるよ。息子は自分の部屋のクーラーガンガン効かせてる。良いよなぁ…」
ご近所のKさん(女性:夫婦2人暮らし)
「真昼間は暑いからつけるわ。朝と夕方は付けない。窓開けると涼しいからね。寝る時は除湿にして寝てる」
幼稚園のママ友Mさん(女性:夫婦、幼稚園の子ども1人)
「旦那が暑がりだからさ、夜はずっと付けっぱなしよ。寒いから私と子どもは別の部屋で寝てる。昼間は私、扇風機で頑張ってるのに!」
学生時代の友人Rちゃん(女性:夫婦、小学生の子ども3人)
「子どもが暑がってうるさいからずっとクーラー付けっぱなしよ。電気代が心配!」
…とまあこんな感じでした。
結論としては「家族構成や生活スタイルで、クーラーを付けるタイミングは違う」ということが分かりました。
また、住む地域や住居形態によっても当然違うでしょう。これは全国共通だと思います。
でも、これじゃ答えになってないよというあなた、その気持ちもよく分かります(笑)
ということで、次項では環境省によるエアコンの推奨使用法を見ていきますよ。
環境省が推奨するエアコンの使用法
今のところ、環境省から「クーラーをつけ始める目安」が出されているわけではないようです。
やはり、クーラーを付けるタイミングは各家庭次第ということでしょう。
環境省が推奨するクーラーの設定温度は28度です。
ただ、あくまで推奨温度ですから、絶対にこの温度でなければダメというわけではありません。
暑いのを我慢して熱中症になっては大変です。設定温度はある程度自分で判断して良いでしょう。
一般的に人が快適だと感じる室内環境は「室温25度~28度、湿度55%~65%」とされています。
これを目安にして、温度設定やドライ機能を活用していきましょう!
クーラーの使い始めの臭い対策
久しぶりにクーラーを付けたらなんか臭い…ということは誰しも一度は経験があると思います。
この臭いの主な原因はカビです。
冷房や除湿運転をするとエアコン内部は湿気だらけになります。湿気を放ったらかしにしているとカビが生えてしまうんですよ。
他にもエアコンは、人やペットの汗、タバコの煙、台所の油など生活で出てくる臭いをたっぷり吸い込んでいます。
これがほぼ1年ぶりに一気に吐き出されるわけですから、臭いのは当たり前ですね。
これらの臭いには次のような対策がありますよ。
送風運転をする
カビには送風運転が有効です。
窓を開けて30分~1時間ほど送風運転をしましょう。
内部を乾燥させ、湿気を逃がすためです。
フィルターを掃除する
フィルターは外部の汚れをシャットアウトし、内部にホコリ等が入るのを防ぐ役割があります。
当然フィルターには汚れがたくさん付いています。水洗いしてきれいにしましょう。
取れない汚れは台所用洗剤を使って古歯ブラシなどでこすり洗いしましょう。
⇒ 夏が始まる前に!クーラーのフィルター掃除でカビを撃退&予防しよう!
業者に頼んで内部洗浄してもらう
古いエアコンなどで臭いがなかなか取れない時や、内部のカビが多い場合は、専門業者さんに掃除を任せてしまいましょう。
エアコン内部の洗浄は素人には難しく、使ってはいけない洗剤も多いのです。
素人判断でクーラー奥の掃除を無理にして、故障してしまっては大変ですよ。
まとめ
・人が快適だと感じる室内環境は「室温25度~28度、湿度55%~65%」
・「暑いのに我慢してクーラーを使わない」ということは避け、適切に使用する。
【クーラーの使い始めの臭い対策】
①送風運転をする(30分~1時間程度)
②フィルター掃除をする(ガンコな汚れには台所用洗剤を使う)
③業者に内部洗浄を依頼する
クーラーは適切に使用し、快適な夏を過ごしてくださいね!