浴室の換気扇は掃除の時に分解しても大丈夫?正しくキレイに安全に!

浴室の換気扇って汚れている気はするけど、なんとなく見て見ぬふりをしてしまう場所ですよね。

ですが、汚れたままにしておくと換気能力が落ちたり、カビが生えやすくなったりする可能性がありますよ。

年に１度でいいので、分解して掃除をしてみましょう。

そこで今回は「浴室の換気扇を分解して掃除する正しい方法」をまとめました。

「掃除したことない…」という人も、これを読んでチャレンジしてみましょう。

浴室の換気扇には２種類ある

浴室の換気扇には大きく分けて二種類あることをご存知ですか？

ひとつは「プロペラ型」、もうひとつは「シロッコファン型」です。

あなたのお家はどちらのタイプでしょうか？

掃除の前にきちんと確認しておきましょう。

プロペラ型の換気扇

^{（商品ページにプロペラの画像もあります。）}

4枚か5枚の羽根のプロペラファンで、浴室内の湿気や水分を直接外へ排出します。

プロペラがクルクルと回るもので、多くの人が想像しやすいタイプですね。

浴室のすぐ横が外の場合に多く使用されます。

シンプルな構造で排出量も多いので、一戸建てを中心に今でも多く使われています。

デメリットとしては「騒音がある」「外の風の影響を受けやすい」などが挙げられます。

シロッコファン型の換気扇

^{（商品がない場合は「換気扇　シロッコファン」などで検索してみてください。）}

最近の住宅やアパートやマンションなどの集合住宅でよく使用されています。

「シロッコファン」と呼ばれる、「筒状で周囲に縦長の羽根が取り付けられているファン」を使って換気します。

シロッコファンはダクトにつながれており、ダクトを通して換気が行われます。

ダクトを通すので、浴室が外と離れた場所にある場合でも換気が可能になります。

プロペラ型に比べて「騒音が少ない」「見た目が良い」「部屋のどの位置にも換気扇を設置できる」などのメリットがあります。

反面、掃除はしにくそうですね。

ちなみに我が家の浴室換気扇は、シロッコファン型です。

浴室の換気扇の掃除が必要な理由

浴室の換気扇って高いところに取り付けてあるから掃除しづらいですよね。

でも、やはりきちんと掃除する必要がありますよ。

掃除を怠るとこんなことが起きてしまうかもしれません。

放っておくと、ほこりがポトンと頭に落ちてくることがありますよ。

このような困った事態にならないようにするために、換気扇のお掃除は定期的に行いましょう。

お掃除の目安はだいたい「年に１度」で十分ですよ。

年に１度でいいなら、がんばってお掃除できそうですよね！

浴室換気扇の掃除の手順

それでは、それぞれの換気扇の型ごとにお掃除の手順を見ていきましょう。

どちらを掃除するときも必ずスイッチとブレーカーを落としてください。

感電などの事故やケガを防ぐためですよ！

プロペラ型の換気扇の掃除

【用意するもの】

ゴム手袋や軍手、新聞紙、台所用中性洗剤

シロッコファン型の換気扇の掃除

用意するものはプロペラ型と同じです。

掃除方法は「ファンが取り外せるタイプ」と「取り外せないタイプ」で異なるので確認しましょう。

【用意するもの】

ゴム手袋や軍手、新聞紙、台所用中性洗剤

ファンを取り外せるタイプ

＊注意＊

シロッコファンの羽根は先が鋭利でケガをしそうになります。私も指を切りそうになりました。

しかも、結構ズッシリと重たいので、取り出す時は十分注意してくださいね。

ゴム手袋を付けて作業をすると手を守ることができますよ。

また、シロッコファンの羽根は細かいので、汚れを落としにくい場合があります。

汚れを落とすのが難しい場合は専用ブラシを使うと良いでしょう。

ファンを取り外せないタイプ

シロッコファンは取り外せないタイプのものもあります。

その場合は、カバーを取り外した後、台所用中性洗剤を付けたタオルでファンの汚れを拭き取ります。

間違っても内部に向かって水を吹きかけないようにしてくださいね！

内部は水気厳禁です！モーターが壊れてしまいますよ！

まとめ

最近のお家では、送風機能や暖房機能、乾燥機能が付いた万能換気扇が付いているところもあります。

ここまでハイテクになると、もはや素人が手を出すにはハードルが高すぎますね。

このような浴室換気扇を掃除したい時は、自分で分解などは絶対にせず、プロに掃除を頼みましょう。

換気扇がきれいになると、空気がクリーンになった気がするので、より快適なお風呂タイムを楽しむことができますよ。

皆さんも年に1度、可能であればがんばって掃除してみてくださいね！

換気扇から嫌な音がするときには、こちらの記事を参考にしてくださいね↓