毛布を洗濯機で洗うとふんわり感がなくなってしまうのが心配ですよね。ごわごわしていては寝るときにやはり気持ちよくありません。
洗濯物をふっくらと仕上げるときに活躍するのが柔軟剤ですが、毛布の場合は柔軟剤を使用するだけではキレイに仕上がらないことがありますよ。
そこで、今回は『毛布を洗濯する際にふわふわに仕上げるコツ』をご紹介しましょう。
毛布を洗濯する前に洗濯表示を確認!
洗濯をする前に必ず必要なこと、それは「洗濯表示の確認」です。
どんな洗濯物にもいえることですが、表示をきちんと確認して、表示の意味もしっかりと理解してから洗濯することが大事ですよ。
日頃から、洗濯をするときは洗濯表示を確認するクセをつけておくと良いでしょう。
ポリエステルやアクリルの毛布は洗濯機で洗っても大丈夫でしょう。
しかし、毛足の長い高級毛布などは自宅で洗うのは避けた方が良いですね。
家で洗いたい場合、「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」がついているものなら大丈夫です。
洗濯機マークや手洗いマークが付いている毛布は、家庭で問題なく洗えますよ。
また、乾燥についてですが「タンブラー乾燥はお避け下さい」の表示もよく見られます。
これは『乾燥機にかけるのは避けて』ということですが、どうしても早く乾燥させたい場合は時間を短く乾燥機にかけましょう。
さらに、干し方のマークにも注意が必要です。
「陰干し」となっているものの日光干しは避けましょうね。
毛布を洗濯してふわふわにする5つのポイント
毛布を洗濯する前に、ふわふわに仕上げるためのポイントは次のようなことになります。
洗濯ネットに入れる
毛布を痛めないためにも、大きめの洗濯ネットに入れるようにしましょう。
毛布を入れるときは「筒状」にして入れることがポイントです。「ロールケーキ」をイメージするとわかりやすいですね。
洗剤は液体洗剤がおススメ
毛布の洗濯には溶け残りやすい粉状の洗剤はあまりおススメできません。
使用するなら液体洗剤が良いですね。「オシャレ着用洗剤」などがおススメです。
もし、寒い時期に洗剤を使うときは、ぬるま湯でとかしてから入れると良いですよ。
合わせて柔軟剤を使用するとさらにふわふわになります。
洗剤の使用量を守る
洗剤をたくさん使ったからといって効果が上がるわけではありません。
そればかりか洗剤の溶け残りが毛布に付いてしまう原因になります。
使用量はきちんと守りましょう。
コースを正しく選択
毛布を洗うときは、弱水流で!
「毛布コース」や「ドライコース」「おしゃれ着洗いコース」などを選択しましょう。
仕上げにクエン酸を加える
クエン酸は洗濯物を柔らかく仕上げる効果があります。
すすぎのときに大さじ1杯程度加えてみましょう。酸性のお酢でも同じように効果がありますよ。
また、クエン酸があるとお風呂掃除にも役立ちますね。
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毛布を乾燥させるときの4つのポイント
無事に洗濯できた毛布も、適当に乾燥させてはふわふわに仕上がらないことがありますよ。
乾燥させるときは、以下のようなことに注意しましょう。
直射日光で長時間干しっぱなしにしない
水分が減りすぎると繊維が固くなってしまいます。これは毛布がごわごわするもとになりますよ。
陰干しにするか、日光干しにするなら3時間くらいを目安にしましょう。
また、直射日光に当てると色が変化してしまう素材もあります。「陰干し」などの洗濯表示を必ず確認しましょう。
脱水したあと10回くらい振り回す
振り回すことで、寝ている繊維が立ち上がり、固まりがなくなってふんわりする効果があります。
乾燥機で乾燥したらすぐに取り出す
乾燥終了後、時間がたってしまうとふんわり感がなくなってしまいます。
乾燥機で乾燥させた場合はすぐに取り出すようにしましょう。
干すときは物干し竿にM字型に
大きな毛布は普通に干すと乾きにくいです。
干すときは物干し竿を2本使って、中央がへこむように「M字型」に干すことで風も通りやすくなり乾きやすくなりますよ。
時間が経ったら表と裏をひっくり返して干しましょう。
まとめ
毛布をふわふわに仕上げるためには、柔軟剤を使用してみましょう。
加えて上記のようなことを実行してみると、さらに満足のいく仕上がりになりますよ。
もう一度ポイントをまとめます。
1.洗濯表示を必ず確認
2.毛布を洗濯するときは…
- 「洗濯ネット」に入れて「液体洗剤」を使う。
- 「弱水流」(毛布コースやドライコース)で洗う
- すすぎのときにクエン酸を加えると効果的
3.毛布を乾燥させるときは…
- 脱水後振り回す
- 直射日光に長くあてない
- 干すときは物干し竿で「M字」に干す
- 乾燥機で乾燥したらすぐに取り出す
今まで毛布を洗ってもふわふわしなかった人は、ぜひこれらのことを実践してみてください。
きっと今まで以上の効果があると思いますよ。
毛布の洗濯頻度が気になったらこちらで確認してくださいね。
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