押入れの中をよく観察したことはありますか?実は中はけっこう汚れているんですよ!
布団などをしまいっぱなしにしている人、モノをたくさん詰め込んでしまっている人は特に要注意です!
気づかぬうちにカビが生えて広がっている…なんてことも!
そこで今回は、大掃除に向けて『押入れの正しい掃除方法』をご紹介したいと思います。
まずは押入れの中身を全部出そう!
押入れを空っぽの状態にして中をチェックしましょう。
ホコリ、カビの具合はどうでしょうか?押入れのすみの方にホコリや髪の毛などが落ちていたりしていませんか?
さらに、天井のほうも良く見てみましょう。
中を確認したら、まずはホコリを取るために掃除機をかけると良いでしょう。
そのあとは雑巾を固くしぼったもので全体を拭きあげると一気にきれいになりますよ。
押入れにカビが生えていたらどうする?!
もしカビが生えていたらショックですよね。
さらに、カビはしっかり取り除かないとまた生えてくるようになりますよ。
効果的なのは消毒用エタノールです。
これをスプレーボトルなどに入れて、直接吹き付けていくといいでしょう。
また、消毒用エタノールは予防にもなるので、全体的にスプレーしておくと効果的ですね。
ひどいカビには漂白剤も有効です。
キッチンハイターなどの漂白剤がオススメですよ。
お風呂場で使うようなカビキラーは強力すぎるので、押入れには不向きですね。
乾かしている間に押入れの中のモノを片づける
押入れを掃除した後は、開けっ放しのまま乾かすようにします。扇風機を使うのも良いですよ。
その間に押入れから取り出したものの整理をしてしまいましょう。
押入れって『とりあえず今使わないものをしまう』ことも多いですよね。
うちも『今は使わないけどいつか使うかもしれない』物がいろいろと押入れにしまわれていました。
でも、結局使わないことがほとんどなので、大掃除の際に思い切って処分してしまいましょう。
そうすると、スッキリしてスペースにも余裕が生まれますよ。
また、私の場合は押入れにプラスチックの収納ケースを置いているのですが、ケースの溝などにホコリが溜まってしまっていました。
ホコリもきれいに取り除いて再度収納すると、とてもキレイになりましたよ。
押入れの湿気対策をする!
押入れにカビが出ないように対策をすると、次の掃除が楽になりますね。
布団を収納する場合は、すのこを敷くと湿気がこもるのを防ぐことができますよ。
⇒ 布団を押入れの下段にしまうならすのこが便利!正しい敷き方とは?
私は、ふとんの間に除湿シートを挟んでいます。
色がブルーからピンクに変わったら一旦干せば再度使えるもので、非常に便利です。
合わせて「水とりぞうさん」などの除湿剤も置いていますが、すぐに水でいっぱいになりますね。押入れは湿気が貯まりやすいということが良くわかります。
備長炭シートを敷きつめるのも効果的なようですよ。
まとめ:押入れは定期的にお掃除を!
では、押入れ掃除のポイントを整理してみましょう。
1.まずは中身を全部出す
2.カビには消毒用エタノールが効果的。予防にもなる。きれいに除去するなら漂白剤を使う
3.押入れ全体を雑巾で拭いたら良く乾かす。その間に押入れの中のモノを整理
4.すのこや除湿シートなどで湿気対策をする
このような順番で掃除をしていくと、押入れはスッキリときれいになるでしょう。
押入れの掃除をしたら1年間そのままにするのではなく、通気を良くするためにも「時々中のモノを出す」「開けっぱなしにする」などして、換気をするのが良いですね。
私は今年度、特にカビ対策に力を入れています。
カビとの戦いは終わることがありませんが、負けるつもりはありませんよ!
1年の始まりは綺麗な押入れから!ぜひ実践してみてくださいね。