冬物の衣類って着る回数は多いのに、洗濯する回数は少ないですよね。
気持ち的になかなか洗いにくいコートですが、洗濯やクリーニングの頻度は、実際のところどれくらいがいいのでしょうか?
また、シーズンが終わったコートはどのように保管すればよいのでしょうか?
それぞれについて詳しくみていきましょう!
コートの洗濯やクリーニングの頻度
コートの洗濯やクリーニングは、主に「シーズンが終わってからする」という人が多いようです。
つまり、シーズン中は着用し続けて、年に1度の洗濯頻度ということになります。
クリーニング代がかかることや、コートへの負担などを考えると、年に1度というのが丁度良いのかもしれません。
コート類は「頻繁にクリーニングに出さない方が素材の風合いを損なわずに長く着ることができる」という意見もありますね。
ただし、毎日同じコートを着る人、汚れがつきやすい状況で過ごすことが多い人などは、洗濯やクリーニング回数を年に2回くらいに増やしても良いでしょう。
おススメは「年末や年始に一度クリーニングや洗濯をする」ということです。
キレイなコートですっきりした気持ちで新年を迎えられますよ。
コートは意外と汚れている!
一見汚れていないように見えても、コートって結構いろいろな汚れが付着しているみたいですよ。
もしそのまま何もしないでおくと、汚れやシミ、虫食いの原因になってしまうかもしれません。
私は黒いダウンコートを長年愛用しているのですが、年に2度から3度位は自宅で洗濯していますよ。
黒いダウンは汚れが目立たないかなと思って買ったのですが、襟元にはファンデーションなどの化粧汚れが付きやすいです。
ファンデーションの汚れは黒だと余計に目立ちますね。
首回りが汚れていると、いくらオシャレしていても台無しですから気になったら洗濯していますよ。
⇒ 【ダウンジャケットの洗濯マニュアル】正しい洗い方で脱水と乾燥まで!
クリーニングに出す?洗濯する?
コートは長く着るつもりで購入する人がほとんどですよね。
でも、クリーニング費用が高いので「自宅で洗濯できないかな」と考えてしまうこともあると思います。
最初に述べたように、ダウンなどは自宅では洗いやすいものですが、ウールなどの毛でできたコートは「洗って失敗した」という体験談などもよく見かけますね。なのでよく確認してから洗濯するようにしましょう。
奮発して買ったもの新しいもの、お気に入りのものなどはクリーニングに出した方が安心できますね。
数千円のものなら、万が一失敗しても大きく後悔することは少ないかもしれません。
ただし、汚れが目立ってしまったものは、早く洗濯やクリーニングに出した方が良いでしょう。
付いてしまった汚れを取るには早いほうがいい場合がありますよ。
コートの日々の手入れ方法
コートは普段のお手入れをきちんとすることで長持ちしますよ。
脱いだら毎日ブラッシングしてお手入れをするにしましょう。これだけでも汚れはずいぶん落ちるようです。
ブラシは馬毛や豚毛などの天然柔毛のものが良いでしょう。
そして、直射日光の当たらない風通しのようところで保管するのがおススメです。
さらに、ハンガーは木製のものを選ぶと良いですよ。
木が湿気を取ってくれる上、型崩れやカビの予防もしてくれます。
もし汗をかいてしまったら、水でぬらしたタオルなどを固く絞ってふくようにしてみてください。
コートの保管方法
コートをキレイにしたら保管方法にも気を配りましょう。
せっかくのコートが間違った保管の仕方でダメになったらショックですからね。
クリーニングからもどってきたコートはたいていビニール袋がかけてあります。
キレイにしておきたいからといってそのままの状態で保管していないでしょうか?
実は!このビニール袋が生地を傷めてしまう原因になることがありますよ。
クリーニングで使用した液剤がうまく蒸発されなくて、それが生地にとって良くない場合があります。
まずは、ビニール袋から取り出したら、一日くらいはそのままにして吊るしておきましょう。
収納するときは、通気性のいい不綿布カバーなどをかぶせて保管するようにすると良いですね。
まとめ
コートは日々のメンテナンスと定期的なクリーニングで、キレイに長持ちさせることができますよ。
大事なポイントは…
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コートのクリーニングや洗濯頻度は年に1度(シーズンオフ)が最適
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頻繁に着用する場合は年に2度くらい洗濯、クリーニングするのがおススメ
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ダウンは自宅でも洗いやすいがウールや毛のものは自宅での洗濯は注意が必要
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ウールや毛のコートは毎日ブラッシングをする習慣を
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高価なものやデリケートなものはなるべくクリーニングに出す
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クリーニングしたコートはビニール袋をはずして不綿布カバーに入れて保管する
着用回数やコートの種類によって、クリーニングや洗濯の頻度は変わってきます。
どんなコートにも共通するのは、「ひどく汚れたらすぐに洗うということ」
「年に何度も洗わないということ」
「保管は通気性のよい不綿布カバーで保管するということ」です。
大事なポイントを守って、今のコートを長く愛用できるようにしましょう。