「扇風機がなんかうるさい」「聞いたことのない異音がする…」ということってありますよね。
首振りの時になぜかキュルキュルと音が鳴ったりすると…
ただでさえ暑くてイライラするのに、気になってさらにイライラしちゃいます。
そこで今回は、「扇風機から発せられるうるさい異音の原因と解消方法」をまとめましたよ。
勝手に故障と判断して捨ててしまう前に、ぜひ試してみてくださいね。
扇風機からうるさい異音がする原因
「扇風機の首振りをオンにすると、キュルキュル、カタカタと異音がする」といった場合、一般的に次のような原因が考えられますよ。
1.ホコリが溜まっている
本体のモーター部分や内部にホコリが溜まっている可能性があります。
長年使っていなかった扇風機や古いものは特にそうですね。
放っておくと発火の原因にもなりますよ。
2.油切れしている
軸受の油が切れ、動きが悪くなっていることが考えられます。
3.羽根や回転軸が割れかけている
目には見えないひびが、回転軸や羽根に入っている可能性があります。
突然パキッと割れ、割れた部品がこちらに飛んでくる可能性もあるので注意が必要です。
扇風機の異音を治す応急処置法
扇風機は比較的分解しやすい家電です。
説明書をよく読み、ドライバーで丁寧にパーツを外していきましょう。
<出典元:図解 扇風機の選び方、使い方、メンテ、修理、リサイクル|家電コム>
応急処置をする時は、必ず電源コードを抜いてからやるようにしましょうね。
思わぬケガをしたり、感電やショートを防ぐためですよ。
1.ゴミが溜まっている場合
<用意するもの>
クイックルワイパー、古い歯ブラシ、台所用洗剤、スポンジ、乾いた雑巾
カバーと羽根のホコリを落とす
<手順>
①カバーと羽根を本体から取り外します。
この際なので、カバーに溜まったホコリもきれいに取り除いてしまいましょう!
ホコリはクイックルワイパーや掃除機で、ある程度落とすことができますよ。
②その後、水洗いすると、細かなホコリまでスッキリときれいに落とすことができます。
③洗ったあとは、しっかり乾燥させましょう。
油汚れがひどい場合は、台所用の中性洗剤を使うといいですよ。
ベタベタする油汚れはやっかいですが、意外と簡単にキレイになりますよ。
⇒ 扇風機カバーがすっきりキレイに!汚れを簡単に落とす洗い方教えます!
扇風機内部のホコリを落とす
年に一度ぐらいは、モーター内部のホコリも掃除するようにするといいでしょう。
ただし、モーター内は水気厳禁です!
水気がつくと、二度と動かなくなる場合もあるので、最大限に注意を払って掃除を行うようにしてくださいね。これはくれぐれもお願いしますよ。
<手順>
①まず、モーターのカバーをドライバーで丁寧に外します。
②カバーのホコリを取り払い、水洗いしましょう。
カバーはモーター内部ではないので水洗いしてもOKです。ただし、取り付ける前にしっかり乾燥させてくださいね。
③モーター周辺に付いているホコリを掃除機などで吸い取ります。
細かい部分のホコリは、綿棒や古い歯ブラシを使うと良いでしょう。
③全てのホコリ取りが完了したら、扇風機のタイマー部分など、表面についたホコリを濡れ雑巾で拭き取りましょう。
④その後、乾いた雑巾で乾拭きします。
2.油切れしている場合
扇風機に油を差す場合、モーターを分解する必要がありますよ。
ですから、よっぽど自信がない限りはやめておきましょう。
「私は得意です!絶対失敗しません!」という方だけ自己責任で行ってくださいね。
<手順>
①モーターカバーを取り外し、モーターを分解します。
②メタルベアリング部分に油を差します。
油が垂れてくるので、キッチンペーパーや雑巾で押さえておくといいですよ。
③そして、モーター部分のパーツについたホコリも取り除きましょう。
④終了したら、慎重に組み立ててくださいね。
3.羽根が割れかけている場合
羽根にヒビが入っている場合、そのままにしておくととても危険ですよ。
そのまま回し続けていると、突然割れて破片が飛んでくるかもしれません。
明らかにヒビが入っている場合は、応急処置を行ってみましょう。
⇒ 扇風機の羽根が割れた!破損した羽を応急処置した私の方法教えます!
また、代わりの羽根だけが売ってある扇風機もありますよ。
扇風機を購入するときは、代わりの羽根が購入ができるかを確認しておくと、後々役に立つかもしれませんね。
まとめ
「上記の方法を試してみたけど、どうしても異音が治らない」といった場合は仕方ないです。買い替えの時期でしょう。
無理して使い続けると発火する恐れもありますよ。
また、よく分からないまま修理して、ケガをしたり火事になると大変です。
メーカーや家電屋さんに相談するか、思い切って新しい扇風機に買い換えましょう。
-
-
扇風機を処分したい!何ゴミで出せばいい?正しい捨て方は?
扇風機を買うことはあっても、処分することってなかなかないですよね。 いつものゴミ袋にそのまま入れて捨てる出し方はNG、というのはなんとなくわかるけど… 「ゴミとしての正しい捨て方が分からな …