フローリングの掃除は、たいていの場合掃除機や拭き掃除だけで大丈夫なことがほとんどですね。
でも、派手に汚してしまったり、頑固な汚れを見つけてしまったら何を使って掃除しますか?
中性洗剤?それとも環境や体にも良いということで注目されている重曹?どちらが適しているか悩んでしまいます。
そこで今回は、「フローリング掃除に使うのは中性洗剤と重曹のどちらがいいのか?」についてまとめました。
これを知っておけば掃除のときにとても役立ちますよ。
フローリングの汚れの原因
フローリングはほっといても、黒ずんだりベタついたりしてしまいます。
この汚れの主な原因は、キッチンなどの油が原因の「油汚れ」や足の裏から出る「皮脂汚れ」やです。
私は手を汚すのが嫌いなので、以前は拭き掃除をあまりせず、掃除機だけをかけていました。
ある日、普段あまり動かさなかったキッチンワゴンを動かして、キッチンの床をよく見てみると、黒ずみができてしまっていました。
時間の経ってしまった汚れはとれにくくなるので、厄介ですよね。
また、皮脂汚れについては、小さな子供がいるお宅にお邪魔したときに「ちょっとベタつきが気になるなあ」と感じたことはあります。
子供は素足で走り回りますから仕方ないんですけどね…
フローリングはキレイに保っていれば気持ちがいいものですが、黒ずみやベタつきがあったら一気にテンションもダウンして、家のイメージまで悪くなってしまうので、注意が必要ですよ。
フローリング掃除に適したアイテムは何?
中性洗剤のメリットとデメリット
フローリング専用中性洗剤のメリットとデメリットを見ていきましょう。
中性洗剤のメリット
・簡単にすぐに使える
・種類が豊富
・抗菌や消臭効果などが期待できるものも選べる
中性洗剤のデメリット
・お金がかかる
・化学物質の不安
・何を選べばいいかわかりにくい
重曹のメリットとデメリット
では、重曹のメリットとデメリットを見ていきましょう。
重曹のメリット
・化学物質ではないので安心して使える。小さな子供が床をなめても安心。
・安く手に入る
・家のいろいろなところで使える
重曹のデメリット
・ワックスをはがしてしまい、白く変色してしまうことがある。
・重曹水を作る手間がいる
結局、中性洗剤と重曹のどちらがいいの?
結論としては、汚れの程度によって使い分けるのが良いですね。
重曹は、『どうしても落ちない頑固な汚れがあるとき』に薄めて使うのがおススメです。
「中性洗剤をどうしても使いたくない」というときは、化学物質などを使用していない『住居用洗剤』などを使用するのも良いのではないでしょうか?
エコな商品としていろいろありますよ。
値段は少ししますが、「それでも安全なものを!」ということであれば選ぶ価値はありますよね。
洗剤や重曹を使わないようにするために…
重曹や洗剤を使わずに済むほうがいいので、フローリング掃除の方法を確認しておきましょう。
フローリング掃除の基本はまずホコリを取ることです。
いきなり掃除機をかけるとホコリを飛ばしてしまうことになる場合もあるので、最初はモップをかけるのがおススメです。
ペーパーモップなどを上手に利用しましょう。
掃除機は「取り切れなかったホコリを取るために」という感じですね。
その後、水拭きをします。私はウエットシートで拭き上げていますよ。
私は最近までいきなり掃除機をかけることからはじめていましたが、これが良くないということを知って、クイックルワイパーに取り付けられるモップを購入しました。
「夜掃除機の音が気になる」というときでもモップは気軽に掃除できるのでとてもおススメですよ。
繰り返し使うこともできるので経済的でもあります。
通常はのフローリング掃除はこれで十分なのですが、どうしても気になる汚れが見つかったら洗剤の出番ですね。
まとめ:フローリングの掃除アイテムは汚れで変える
フローリングの掃除について、中性洗剤と重曹にはそれぞれメリットとデメリットがあるということを確認してきました。
重曹を使う場合は、「ワックスをはがす可能性がある」ということを覚えておけばよいでしょう。
もう一度それぞれのメリットとデメリットを簡単にまとめてみます。
中性洗剤
メリット:簡単に使える、抗菌、消臭効果などのあるものなど種類も豊富
デメリット:化学物質を使っている
重曹
メリット:安全、安心、安い、家中で使える
デメリット:作る手間がいる。ワックスがはがれて白くなってしまうことがある。
選ぶ基準は人それぞれちがいますよね。
環境にやさしいことなのか、経済的なことなのか、掃除に手間をかけたくないのか・・。
こういった視点からを考えてフローリング掃除の洗剤を選ぶのが良いと思いますよ。