布団を使用した後は押し入れに収納していますか?私はできるだけ毎日片付けるようにしています。
でも、スペースが限られているために押入れの上段も下段も、ぎゅうぎゅう詰めになってしまいますよね。
さらに、押入れの下段は湿気がこもりやすい場所なので、カビにも気を付けないといけません。
カビ臭い布団になんて絶対寝たくないですもんね。
そこで、今回は湿気対策に有効な「すのこの使い方」についてお伝えします。
押入れの下段にはすのこを敷いて湿気対策!
布団を敷きっぱなしだとなんとなくだらしないので、『押入れにすぐしまっている』という人も多いでしょう。
また、普段の布団は押入れにはしまわずに『来客用の布団や普段使わない布団が押入れに眠っている』というパターンもあるかもしれませんね。
でも、布団のしまいっぱなしは良くありませんよ!
普段使わない布団を押入れの下段にずっと入れっぱなしで押入れも閉ざされたままだとしたら・・・
じわじわとカビが発生している可能性があります!!
特に湿気は下に溜まるものなので、布団は上段に収納したいもの。でも「どうしてもスペースがなくてしょうがない」という場合もあるでしょう。
それならば、下段の湿気対策は非常に重要です!
そこで活躍するのが「すのこ」なのです。
すのこを押入れの下段に敷くだけで風の通りが良くなり、湿気対策になりますよ。
効果的なすのこの敷き方!
すのこをただ適当に敷くだけでは最大限の効果を発揮できません。
すのこを敷くときは『押入れを正面から見た時にすのこの板が横向きになるように』配置します。
『すのこの板と板の隙間が見えないように』ですね。(押し入れを正面から見て上記の画像の向きです)
そのほうが風通しも格段によくなりますよ。
また、すのこは下だけでなく、横にも立てかけると効果は高まります。そのときも、押入れに対して水平に立てかけるようにしましょう。
さらに、すのこのすき間に除湿シートや新聞紙などを挟み込んだりすると、よりしっかりとした湿気対策ができるでしょう。
加えて防虫シートなどを敷いて防虫対策をしておくとより安心ですね!
すのこを敷いた後で注意すること!
すのこを敷いたからといってそのまま安心してはいけません。
なるべくなら、使った後の布団をすぐに入れないようにするのが理想です。できれば1時間くらいあけてから押入れにしまうのが良いでしょう。
人が寝た後の布団は思った以上に水分を含んでいます。
できればこまめに干して湿気をなくすようにしたいものですね。
また、押入れ自体の換気にも注意しましょう。
いくら湿気対策をしても、押入れを締め切ったままだと意味がありません。
時々押入れを開けて換気することが大事です。扉は片方だけを空けずに、両側が開くようにして空気の流れを良くすることがポイントですよ。
風通しの悪い押入れやあまり換気ができない場合は、扇風機を当てたり小型の除湿器を置いたりするということも検討してみても良いでしょう。
また、すのこの下にはどうしてもほこりがたまりやすくなります。
ほこりがたまってしまうとダニやカビの原因になってしまい、せっかくすのこで対策をしても逆効果ということになりかねません。
そのためには、定期的に押入れの乾燥とともに、掃除をするようにしましょう。
私も、しばらく片づけていなかった押入れの中のものを整理していたとき、意外とホコリが多くたまっているのを見て驚きました。
特に押入れの四隅はホコリ、髪の毛などがたまりがちです。気を付けましょう。
便利なキャスター付きすのこ!
「すのこが良い」ということはよくわかったけど、「実際に敷くのも掃除するのもちょっと手間がかかってしまって嫌だな」と思うかもしれませんね。布団って全部出すだけでも一苦労しますからね。
そこで、すのこにキャスターが付いているものを使用してみるという方法がありますよ。
例えば、「キャスター付きのすのこボード」などがあります。
移動できるものなら、布団の出し入れもラクラク、押入れの掃除も簡単にできてしまいますよ。
最近は自分で作ってしまう人もいるようですよ。DIYが得意な人はチェレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、ワゴンのように組み立てたような形のものもありますよ。
まとめ
押入れの湿気対策にはすのこが良いということがよくわかりましたね!
それではすのこを敷くときのポイントをまとめておきましょう。
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すのこは押入れを正面から見た時水平になるように敷く
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すのこは横にも立て掛けるとさらに良い
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すのこのすき間に除湿シートや防虫シートを敷くとよりしっかりとした対策ができる
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布団を使用したらすぐに押入れにしまわない、布団はこまめに干す
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押入れの換気、掃除も定期的に行う
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キャスター付きすのこは移動ができて便利
すのこを敷くことで、湿気の悩みは解決するはずです。
今すのこを敷いていない人はぜひ実践してみてくださいね!