久しぶりに布団を出したら「なんだかカビ臭い…」という経験はないでしょうか?
押入れやタンスの中には、寝具や衣類と一緒に日常的に使わないものを詰め込んでいる人も多いですよね。
でも、押入れにいろいろなものを詰め込んでしまい、そのまま放っておくと、湿気がたまってカビの原因になりとても危険ですよ。
ホコリも溜まってダニが発生するかもしれません!
ダニやカビだらけの布団で寝るのは嫌ですよね。湿気対策をしっかりしておきましょう!
押入れやタンスの状態を今すぐチェック!
まず、今『布団が押入れやタンスにどのような状態で収納されているか』を確認してみてください。
次のようなことをしてたら要注意ですよ。
・布団を詰めこんでいる
・布団を押入れの下段に入れている
・使用した布団はすぐに押入れにしまっている
・裸のまま押入れに布団を入れている
・タンスや押入れはいつも閉めている
・押入れの中の物の入れ替えをしていない
・除湿対策をしていない
当てはまる項目はありませんか?
これらはいずれも、押入れに湿気を呼び込む原因になります。
当てはまる項目が多い人は、すでにカビを作っているかもしれませんよ。
では、どのように対策をしていけばいいのかみていきましょう。
今すぐできる押入れの湿気対策5つ!
押入れから湿気を取り除くためにはどうすればよいのでしょうか?
まずは今すぐにでもできる湿気対策を紹介しましょう。
1.新聞紙
家庭にあるものでお金をかけずに湿気対策をするなら新聞紙がおススメ。丸めて置くだけでOKです。
丸めたものをひもなどでつなぎ、すだれのようにして置くのも良いですよ。
2.隙間を作る
ぎゅうぎゅう詰めに布団を押し込んでいるのなら、風の通りをよくするために布団と押入れの間にすき間を作りましょう。
少なくとも、押し入れとの隙間が5cmはあることが理想です。
上部も開けるとさらに良いですね。
3.布団を上段に入れる
押入れが2段あるなら、布団はなるべく上段に収納してください。
湿気は下のほうほど溜まりやすいですよ。
4.布団をすぐにしまわない
人は寝ている間にも汗をかいているので、その汗がしみこんだ布団をすぐにしまうのは湿気のもとです。
布団をしまうなら、できれば1時間以上あけてからしまいましょう。
また、押入れにしまう前に一度干して風を通すと良いですね。
5.換気する
押入れを定期的に開けっぱなしにして風の通りを良くしましょう。
押入れを開けるときは、片方だけ開けるのではなく、両サイドが開くようにすることで空気の流れが良くなりますよ。
換気ができない場合は、扇風機などを使って風邪を送るのもいいでしょう。
おすすめグッズを使って湿気対策!
上のような対策はちょっと気を付ければできる対策ですよね?
では、「もっとしっかり対策したい!」「湿気が怖い!」という人のために、除湿剤などを用いた対策方法を紹介しましょう。
スノコを敷く
湿気対策には、空気の通りをよくすることが大事です。そのために活躍するのがスノコなんです。
特に、布団を押入れの下段にしまっている場合はおススメですよ。
また、スノコは下だけでなく、横にも立てかけておくとさらに通風効果が高まります。
ただし、スノコの下にはホコリがたまりやすいので、定期的にホコリはとったほうが良いでしょう。
乾燥材や除湿剤
押入れやタンス専用の乾燥材や除湿剤は、手軽で簡単に湿気対策ができますよ。
ただし、置いたからといって安心しないように。交換時期を必ずチェックしておきましょう。
押入れ用ならこのような形状のものが便利で使いやすいですね。
備長炭
「防湿効果が高い」と言われる備長炭。
押入れの中に入れるだけでOKです。湿気をしっかりと取ってくれますよ。
キャスター付き台
スノコは取り外して掃除するときにちょっと手間がかかります。でも、キャスター付きの台ならその手間も省けますよ。
下に引くスノコの代わりに代用してみてはいかがでしょうか。隙間ができるので空気の流れは確保できます。
収納したものの出し入れも楽になりますよ。
このような布団を収納できる「スノコキャスター」はとても便利ですね。
カビ予防グッズ
バイオの力でカビを予防するという便利なグッズもありますよ。天井に貼り付けるだけという手軽さでとても人気の商品です。
使い方もわかりやすく「カビが生えない」とリピートしている人も多いですね。
また、同じシリーズでお風呂用、下駄箱用などもあり、信頼できる商品です。シリーズ化されてるものってなんか安心感がありますよね。
まとめ
押入れやタンスに湿気が溜まるとカビの原因になるので、湿気対策は必ず行いましょう。
【今すぐできる対策】
・布団はすぐにしまわない
・新聞紙で湿気対策
・換気する
・つめこみすぎない
・押入れの上段に布団をしまう
【グッズを使った対策】
・スノコ、乾燥材、キャスター付き台、カビ予防グッズなどを検討する
湿気対策をせずに気が付かない間にカビが生えてしまい、後から「しまった!」とならないためにも、早めの対策をしましょうね!