温かい部屋で過ごしていても、寒いトイレに駆け込んだ瞬間一気に体が冷えてしまいますよね。
特に真冬の夜に尿意を催したときはツライものです…
これからはそんな憂鬱な気持ちを感じないで済むように、温かくするための対策を考えてみましょう。
今回は、「寒いトイレを温かく保つのに役立つ暖房器具」も併せて紹介します!
トイレが寒いときの対策
『お金をあまりかけずにすぐできる対策』と、『お金をかけてできる効果の大きな対策』があります。
それぞれについてみていきましょう。
1.お金をあまりかけずにトイレを温かくする
私が以前住んでいたところは、トイレに小窓が付いていました。
寒いので冬は閉めたかったのですが、主人が「窓は開けっぱなしにしておきたい」というので冬でも窓を少し開けていました…
風の強い地域だったため、真冬の北風が吹く季節はとても冷えて辛かったのを覚えています…
そのために、次のような工夫してなるべく温かくなるように過ごしていましたよ。
便座シートを使う
私の家は暖房式便座ではありませんでしたので、「便座シート」を取り付けることにしました。
最近は便座シートも100均で売られていますね。
私も最初は100均のものを使っていましたが、薄っぺらなものがほとんどなので暖かさを感じることができませんでした。
そこで、ふんわりした毛が特徴的な便座シートを購入しました。
すると、これが大正解!ふわふわと柔らかいのでとても温かみを感じられます。
ぜひ、少し良い便座シートを使ってみてください。長時間でも快適に過ごすことができますよ。
トイレマットとスリッパ
トイレマットがあると足元の快適さが全然ちがいますね。
冬場だけでもマットを使用することをおススメしますよ。
足元が温かいだけで、足から伝わってくる「ヒンヤリ感」がとても軽減されます。
スリッパも、冬用に少し温かみのある素材のものを使用するとさらに効果が上がりますよ。
温かみのあるインテリアにする
温かみのある色には体感温度を上げるという効果があります。
逆に、寒さを感じる色は体感温度も下げてしまいますよ。
体感温度を上げるカラーは『赤、オレンジ、ピンク』などの暖色系のカラーです。
もし、現在ブルーや紫といった寒色系の色を使っているトイレなら、冬だけでも暖色系のインテリアにチェンジしてみましょう。
私も以前、すっきりとシンプルなトイレにしていたのですが、インテリアを工夫してみたら一気に温かみのある素敵な空間に変わりましたよ。
私の場合は、トイレマットやトイレカバーをベージュ系にしました。
棚には突っ張り棒をして、赤いバラがアクセントのカーテンを吊るしていましたね。
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さらに、造花やフォトフレームなどを置いてみると、一気に華やかでオシャレなトイレになりますよ。
照明を変える
体感温度を上げるために、トイレも温かみのある照明にすることが大事です。
最適なのは、オレンジ色っぽい明かりの「電球色」です。
色味について知っておくと電球を買い替えに行く際にも役に立ちますよ。
色味は、赤っぽいものから順に、『電球色→温白色→白色→昼白色→昼光色』となります。
昼光色に近づくにつれて青みのある色になりますね。
窓を断熱する
窓がある場合は、窓から冷気がきてしまって寒くなってしまいます。
窓に「断熱シート」を張るのも冷気をシャットダウンするための良い対策です。
または断熱シートと同じように「プチプチ」も効果がありますよ。
⇒ 窓からの冷気をシャットアウト!ダンボールとプチプチを使った節約防寒術
2.お金は少しかかるが効果の大きな暖房器具を使う
いろいろと工夫しても、空間が暖かくなければどうしても寒さを感じてしまうものですよね。
そこでトイレに暖房器具を設置することを検討してみてはいかがでしょうか?
狭い空間のトイレには大型のものは必要ありませんよ。小型の『トイレ専用の暖房器具』はとてもおススメです。
人感センサー付きファンヒーター
トイレには急いで駆け込むこともありますよね?
そんなときにいちいち自分でスイッチを入れなくても自動でON、OFFしてくれる人感センサー付きのものが大変便利ですよ。
値段も1万円以下で買えてしまいます。
トイレだけでなくキッチンなどにもよさそうですね。
パネルヒーター
薄型のパネルで、置いても邪魔にならないのが良いですね。
温度調整もできて消費電力が少ないので、節約しつつ温かさを感じることができますよ。
これがあるだけで長時間でも快適に過ごせるので、一つあると助かりますね。
天井照明型のヒーター
天井の照明とヒーターが合体した商品がこちらです。
スイッチを入れるだけで天井からポカポカと温かさが伝わってきますよ。
電気を付けたり消したりするだけなので簡単ですね!
一見暖房を置いてないのにだんだんと暖かくなるので、細かい気遣いができる人にはぴったりだと思いますよ。
まとめ:暖房器具の効果は大きい!
寒いトイレを改善するためには『温かくするグッズを使う』『温かみのあるインテリアにする』などの工夫に加え、暖房器具も併用すると良さそうですね。
実践してほしい対策をまとめておきます。
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便座シート、トイレマット、スリッパを温かいものにする。
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インテリアは温かみのあるものにする
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照明は「電球色」に
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窓があったら断熱する
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ファンヒーターやパネルヒーター、天井照明型ヒーターを設置する
以上のようなことを実践すれば、もう寒くて辛いトイレとはサヨナラできるはずですよ。
ぜひ気になった対策を試してみてくださいね。