「タオルを洗濯すると毎回糸くずが付いている…」
「他の洗濯物に同系色の繊維のようなものが付着している…」
「風呂上がりに体を拭くと毛が体に付いてしまう…」
せっかく洗濯してきれいにしたのに、こんなことになったら悲しいですよね。
正しい対処方法と上手な洗濯ネットの使い方を知って、タオルを快適に使用しましょう!
タオルの糸くずが出ないように洗濯する方法
それでは具体的な対策を一つずつみていきましょう。
まずは柔軟剤の使用をやめてみる!
柔軟剤って香りも良いし肌ざわりも良いので洗濯の度に使用されている方が多いと思います。
でも、柔軟剤の使用が「洗濯後に糸くずが出てしまう原因」の1つとして考えられていますよ。
柔軟剤は薬品によってタオルの糸自体をコーティングします。
そのコーティングによって静電気が発生し、摩擦で毛羽立ちの現象が起こってしまうんですね。
なので、糸くずが少なくなるまでは柔軟剤の使用をやめて洗濯をするようにしてみてください。
あと、タオル同士やタオルと他の衣類が擦れ合わないように多めの水量にセットすると効果がありますよ。
柔軟剤を再び使用するタイミングは、「タオルの肌ざわりが少し固く感じるようになってきた頃合い」です。
あるいは、『10回から15回の洗濯時に1度柔軟剤を使用する』など、自分でルールを決めて使用することをオススメしますよ。
洗濯ネットでカバーをする!
洗濯するときに『ホコリや糸くずなどを衣類に付着させたくない』、という理由で洗濯ネットを使用される方は多いですよね。
それ以外にも、タオルの毛羽落ちや糸くずの防止に効果がありますよ。
洗うときに、繊維へのダメージを出来るだけ少なくするために、タオルを1枚ずつ目の細かい洗濯ネットに入れていきましょう。
ネットに1枚ずつ入れることによって、洗濯層の中でタオル同士の擦れ合いや摩擦を防ぐことができ、自然と毛羽落ちや糸くずが出なくなりますよ。
洗濯ネットに入れたらいつものように洗濯をしてくださいね。
ポイントはすすぎの時に「多めの水」でドライモードなどの「ゆったりとした流速ですすぐ」ことです。
たったこれだけで、糸くずの発生はかなり軽減できますよ!
注意点としては、節水型の洗濯機の場合は洗濯の時の水量を多めに設定してくださいね。
糸くずやゴミは最初に取れるだけ取っておく!
お店で購入をしたタオルを自宅で使用する前に、あらかじめ付着している糸くずやホコリなどの小さなゴミを取っておきましょう。
タオルは安物でも高価な物でも、最初のうちはたくさん糸くずやホコリなどが出ますよ。
方法としては、タオルを購入してきたら「柔軟剤を一切使わない」で、「なるべく高い温度のお湯を使用して洗濯をする」ことです。
外に干して乾かすときは直射日光に当てるようにしてくださいね。
乾燥したら取り込む前に、タオルを軽くブラッシングしましょう。
これらを行うと、糸くずやホコリなどの発生をかなり抑えることができますよ。
洗濯層をいつも綺麗な状態に保つ!
「洗濯機そのものの清潔さ」も重要となりますよ。
長い間掃除をしないままだと、洗濯機の中にカビや毛くず、ホコリなどが残っています。
この状態で洗濯しても、当然洗濯槽に残っていた毛くずやホコリなどが洗濯したタオルや衣類に付いてしまい、きれいにはなりませんね。
衛生的にもよくないし、汚れている洗濯機で洗濯しても意味がないので、しっかりと定期的に掃除をしましょう。
まとめ
1:洗濯の際に使用している柔軟剤の使用を一旦やめてみましょう。
2:タオル同士の摩擦を防ぐために洗濯ネットをしてみよう。
3:タオルを使用する前に、できるだけ糸くずやゴミは取り除いておきましょう。
4:洗濯槽はいつも綺麗な状態を保つように心がけてください。
タオル洗濯時の糸くずを発生させないためには、このような対策が効果的です。
ぜひすべてを実践してみて、以前の状態と比べてみてくださいね。
タオルは毎日の生活に欠かすことのできない大切なものです。
きれいな状態でストレスなく、快適に水分を吸収してもらいましょう。
↓タオルの効率的な干し方については、この記事でまとめていますよ!
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