羽毛布団は温かくて本当に気持ちがいいですよね。私も昨年から使いはじめたのですが、もう普通の布団には戻れないと思います。
ですが、内側には知らず知らずのうちに汗などがしみこんで、汚れが結構溜まってしまっているようですよ。
なので、定期的にきれいに洗いたいですよね。
クリーニングに出すと簡単ですがお金がかかるので、自宅で洗濯から乾燥までできたらうれしいですね。
どんな手順で行えばいいのかみていきましょう。
羽毛布団の洗濯準備
最近では洗える布団も多くなってきました。
基本的に水洗いOKのものなら洗濯しても大丈夫です。
でも、実際に洗い方をちゃんと理解しているでしょうか?
羽毛布団を自宅で洗濯する場合、「洗濯機で洗う」方法と「手洗いする方法」があります。
ここでは洗濯機で洗う方法を紹介します。
1.洗濯機の大きさを確認
羽毛布団が洗濯機に十分に入る大きさはあるでしょうか?
あまりにもぎゅうぎゅうすぎると洗濯機の中で動くことができないので注意してくださいね。
洗濯機はドラム式がベストです。縦型のものはどうしても浮かんできてしまいますからね。
目安としては、7kg以上洗える洗濯機がいいでしょう。
2.大きめ洗濯ネットに入れる
羽毛布団にカバーをかけている場合は、カバーを外しましょう。
そして、大き目の洗濯ネットにたたんで入れます。
羽毛布団を洗うときは、生地の痛み防止、羽毛の飛び散り防止などのためにも洗濯ネットを使用したほうがいいですよ。
『羽毛布団のたたみ方』
1.縦に3つに折る
2.折ったものをしっかり最後まで丸める
もし、洗濯前に汚れが目立つ部分があれば、洗剤をとかした水で部分洗いをしておくといいでしょう。
羽毛布団を自宅で洗濯から乾燥まで!
洗濯
ここまでで洗濯できる準備はできました。
さて、ここからはいよいよ洗濯です。
基本的には普通の洗濯、脱水で大丈夫ですが、「ふとん洗いコース」などがあればそちらを選択してください。
☆洗剤について☆
洗剤は「中性洗剤」を用います。「おしゃれ着用洗剤」などがそれにあたりますね。
普通の家庭用の洗剤は弱アルカリ性で、羽毛を痛めてしまう可能性がありますので避けましょう。
塩素系漂白剤なども使用してはいけませんよ。
乾燥
さて、乾燥機を使ってもいいのかと悩むところですが、乾燥機の使用についてはおススメはできません。
乾燥機を使用して高温で長時間乾燥させていると、羽毛が痛む原因になります。
もし、やむをえず使用する場合は、高温になるのを避けてなるべく短時間で済ますようにしましょう。
脱水した羽毛布団は天日干しでも大丈夫ですが、日陰の風通しの良いところで時間をかけて干すのが一番おススメです。
そのためには脱水は十分にしておくといいでしょう。
干すときは、物干し竿を2本使って「M字」のようにして干しましょう。
羽毛布団は乾燥をするのに時間がかかりますので、2~3日は見て置いたほうがいいですね。
晴れた日が3日続くときがあれば安心です。
羽毛布団は2時間おきくらいに裏表をかえして乾燥させるのが理想ですよ。
ある程度生地が乾いたら、中のダウンをほぐしながらしっかりと乾燥させるのもポイントです。
乾燥後仕上げ
十分に乾燥させたら、布団全体を手でほぐし、大きく振って整えましょう。
これでふっくら感がよみがえりますよ。
しまっておく場合は、十分乾かしてからでないと、カビやにおいの原因になるので注意しましょうね。
家庭用の布団用乾燥機があるのなら、1時間ほど使用してみてください。よりふっくらとしますよ。
羽毛布団を自宅で洗濯するときの注意点!
羽毛布団を洗うときに注意することをまとめてみます。
洗濯するときは、折りたたんでネットを使用する
洗剤は中性洗剤を使う
布団カバーと一緒に洗わない
乾燥機は使用しない
2~3日、十分乾燥させる
ということです。
良く覚えておきましょうね!
まとめ
羽毛布団を自宅で洗う方法についての流れをご紹介しました。
改めて手順をおさらいしましょう。
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羽毛布団が入る洗濯機が確認する
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汚れが目立つ部分は部分洗いをしておく
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大き目の洗濯ネットに三つ折りに、羽毛布団を三つ折りにして入れる
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中性洗剤を使う。
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天日干し、日陰の風通しの良いところで2~3日かけて干す
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途中で布団を裏返す。中のダウンをほぐす
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布団全体をほぐして仕上げる
一つ一つはそれほど難しいことではありません。
注意するポイントを守れば意外と大丈夫そうだと思いませんか?
でも、もし不安な場合や高級な羽毛布団の場合は、無理せずクリーニング専門店に任せてしまいましょう!