私は以前まで、カーテンを購入するときに素材についてはあまり気にしていませんでした。
でも、自宅で洗濯することを考えるなら、洗濯機でも洗えるポリエステル素材がおススメですよ。
ポリエステルのものは他の素材に比べても縮みにくいようです。
では、他にカーテンで使われている素材にはどんなものがあるのでしょうか?さらに洗濯はできるのでしょうか?
この記事を読んで勉強しましょう!
ポリエステルのカーテンのメリットとデメリット
ポリエステルのカーテンには以下のようなメリットがあります。
・ほかの素材のものにくらべて縮みにくい
・値段も比較的リーズナブル
・防炎や遮光加工もしやすい
・染めたりプリントしたりしても発色が良い
・デザインのアレンジがきく
デメリットとしては、静電気を帯びやすいので汚れやすいということが挙げられますよ。
しかし、手入れが楽というのは、忙しい人にとってはとても助かりますよね。
万が一シワになってもアイロンもOKなので気を遣うこともありません。
では、ポリエステル以外のカーテンにはどのようなものがあるのでしょう?
ポリエステル以外の素材のカーテン
ポリエステル素材以外でカーテンに使われる素材には…
アクリル・レーヨン・綿などがあります。
ちなみに右にいくにつれて縮みやすいようです。
ポリエステルカーテンは普及しているものの、「今持っているカーテンがポリエステル以外のものだった」、また「気に入ったカーテンがアクリルやレーヨンのものだった」ということもあるでしょう。
そんな人のために、ポリエステル素材以外のカーテンの特徴についてわかりやすくまとめてみました。
アクリル
厚地カーテンに良く使われるアクリル素材。保温性がありふんわり柔らかい素材で素材感はウールに近いでしょう。
縮みにくいですが、毛羽立ちや毛玉ができてしまうことがあります。熱に弱いのでアイロンは不向きです。
レーヨン
ドレープが美しく出るレーヨンカーテンはとても素敵です。スカートの裏地などにも使われている素材と言えばピンとくるのではないでしょうか。ほかの繊維とのなじみもよく、いろいろな素材と組みあわせられます。
しかし、型崩れしやすくしだいに伸びてくることも。洗濯したら収縮が大きいのでドライクリーニングにしましょう。
綿
自然素材で肌触りのよい綿ですが水分を含むと伸縮するため家で洗うのは不向きです。
クリーニング店でドライクリーニングをおススメします。
カーテンの機能にも注目しよう!
とりあえず、家庭で洗えることを優先的に考えるなら「ウォッシャブル」表示のあるものを選ぶとよいでしょう。
そのほかにもカーテンには次のようにいろいろな機能があります。
使用する箇所に応じて使い分けるのも賢い方法ですよ。
・撥水
水をはじく撥水機能がある
・消臭
悪臭を分解や中和してくれる
・遮光
1級から3級まであります。1級が遮光率が一番高いものです。
・静電
静電気でごみやほこりがつくのを防ぎます。洗濯後もほとんど効果は変わらないです。
・防炎
燃えにくい
・防汚
汚れが落ちやすい
さて、自宅のカーテンがウォッシャブルだからといってもそのままバシャバシャと洗えばよいものではありません。
カーテンには正しい洗い方がありますよ。
まとめ
カーテンは素材によって洗濯方法も考えなければいけないということがわかりましたね。
もう一度素材別の特徴をまとめておくので頭に入れておきましょう。
1.ポリエステル素材は最も縮みにくい。アイロンも可。
2.アクリル素材も比較的縮みにくい。毛羽立つことがある。アイロンは不向き
3.レーヨン素材はドレープが美しい。型崩れしやすく洗濯したら縮むのでドライクリーニングで。
4.綿素材は肌触りが良い。最も縮みやすいので家庭での洗濯は不向き。
カーテンはデザインで選ぶという人も多いですよね。
好きな柄のものに出会うと「部屋に吊るしたときの雰囲気はどうかな」と想像してワクワクしてしまいます。
でも、この記事を読んでいただいたので、素材の重要性も感じていただけたはずです。
デザインももちろん大切ですが、カーテンを選ぶ際には、ぜひ素材にも注目してみてくださいね!