ユニクロのニットを洗濯したら縮む?いいえ、この方法なら大丈夫です。

ユニクロのニットって安いし着まわししやすいしとても便利ですよね。

私も何枚か持ってますけど、皆さんはお洗濯ってどうしてますか？

そのまま洗うと縮むでしまいそうで怖いですよね…

そこで今回は「ユニクロのニットの縮まない洗濯方法」をご紹介します。

コスパの良い品物をさらに長く使用するために、しっかりと対策をしておきましょう。

ユニクロのニットだから縮みやすい？

「あーあ、洗濯したら縮んじゃった。やっぱ安かったからかなぁ」なんて思っているそこのあなた！

ニットが縮んだのはお手頃プライスのせいではありませんよ！

原因はズバリ、間違った洗濯方法にあります。

「洗剤は何を使いましたか？」

「洗濯機のコースは何を選びましたか？」

ネットに入れたからって安心してガシャガシャ洗ってしまってはいけませんよ！

ユニクロのニットも正しい方法で洗濯すれば、縮むことなく長く着続けることができます。

それでは具体的な方法についてみていきましょう。

ニットは洗濯するとなぜ縮むのか？

縮む原因は、ニットの素材であるウールの性質にあります。

ウールの表面は、「スケール」と呼ばれるタンパク質でできたうろこ状のもので覆われています。

スケールは普段閉じていますが、水分を含むと開いてきます。

スケールが開いた状態で動きが加わると、スケール同士がぶつかり絡み合います。絡み合った繊維は元の状態まで戻ることができません。

よって、ギュッと絡み合った状態のまま乾くことになり、縮んでしまうというわけなのです。

ユニクロのニットを縮ませない洗濯方法

ニットを洗濯して縮ませないポイントは、スケールの性質である「水を含んだ状態で動きが加わると、スケール同士が絡み合う」という部分にあります。

つまり、洗濯の時にできるだけ動かさないことがコツですよ。

洗濯機と手洗いでの洗濯方法をそれぞれみておきましょう。

洗濯機の場合

ニットの洗濯表示に「手洗いマーク」や「洗濯機マーク」があれば、家の洗濯機で洗えます。

【用意するもの】

液体の中性洗剤、洗濯ネット

汚れている面が外側に来るようにたたんでネットに入れると、汚れがよく取れますよ。

また、液体の中性洗剤は水に溶けやすく、ニットを傷めずに洗い上げてくれます。

縮みや色落ちを防ぐ成分が含まれていますので安心ですね。

さらに、洗濯コースは「ドライコース」にしてくださいね。

ドライコースは洗濯槽をほとんど動かさず、弱流水で強い力が加わらないように優しく洗い上げてくれますよ。

手洗いの場合

【用意するもの】

液体の中性洗剤、タライ

手洗いだとさらに優しく洗うことができますよ。

用意するお湯は熱すぎてもいけません。ぬるま湯の方が汚れが落ちやすいですね。

押し洗いをする際は、揉まないように注意しましょう。

ちなみに、ユニクロのダウンも自宅で洗濯できますよ。

⇒ ユニクロのウルトラライトダウンを自宅で洗濯!失敗しない秘訣とは?

縮んでしまった時の対処方法

どんなに注意していても、やっぱり縮んじゃうことってありますよね。

そんな時は次の方法を試してみて下さい！

【用意するもの】

トリートメント、タライ

ユニクロのニットに多い、ウールやカシミヤ素材に有効な方法です。

脱水は1分ほどでOKです。

トリートメントの成分が繊維の絡みをほどいてくれるので、元の大きさに戻してくれますよ。

まとめ

ところで皆さん、ニットってアイロンOKなこと知っていますか？

ニットにアイロンをかけると、シワがなくなって新品みたいにフワッと仕上がりますよ。

アイロンを生地に押さえつけず、表面を滑らす感じで十分です。これだけで新品みたいになりますよ！

ユニクロニットのお手入れに、ぜひ試してみてくださいね。

ニットから発生する静電気が嫌いな人は、この記事で対策してみてくださいね。